設計時のこだわりとして窓の位置と高さがある。
メイン窓の位置は、リビングやダイニングの座る位置から借景を望める場所に設ける。
遠くに山が見えたり、街路樹が見えたり、空が開けていたり土地によって様々。
いわきの現場では、サッシが取り付けられ外を感じられるようになってきた。
ダイニングからの眺望。近くに青々とした街路樹があり、遠くには山見える。
左側の窓のない壁の奥には、隣の家がある。見たいものと見たくないものをはっきりとし、窓の場所を決めた。
窓の高さも大きなものあるが1.8m程度に絞っている。こうすることによる陰影が生まれ、窓からの景色がより際立つ。
今年一月完成の福島市の家。陰影がしっかりして、外の庭に目が行ってしまう。冬の為、庭の草木が寂しいが土地から自然を感じられないときは、小さくても庭を設える。
借景や庭木が見えると心も暮らしも豊かになると私は思い日々設計をしているのです。
タカモク 高梨