いわきの新築現場では、先張り気密シートが施工されております。
下の写真は、現場への指示図面になります。施工のポイントは
1、土台敷の時に、気密パッキンをしっかり施工すること
2,先張りの気密シートを張り、端部は気密テープで処理する。丁寧に張ることが大事
3,断熱材を施工し、土台と断熱材の隙間をウレタンを充填して、気密と熱橋を同時に処理。
この作業している際に、設備や電気配線等の貫通部のチェックを行う。
上の写真は、施工が完了したところ。先張りの気密シートは、断熱材を充填した後に貼る気密シートと連続させるために行う。
この後、設備屋さんや電気屋さんの配管配線が終わり次第、床の合板を張ります。
土台入れの時に基礎断熱を行い、合板を張り養生して上棟している会社もあるようですが、弊社はその方法は行いません。
床が張ってあると安全なのですが、雨のリスクを考えると難しいと思います。一見しっかり張ってある断熱材でも接着剤の隙間なのどから水は入り込みます。その水は隙間に入っているので、乾いたことも確認できません。その間にカビが発生することもあります。
雨が入り込まない状況になってから、基礎断熱を施工するのが安心だと私は思うのです。
タカモク 高梨