平均寿命と健康寿命の“差”が示すもの
日本人の平均寿命は世界でもトップクラスですが、健康上の問題なく日常生活を送れる「健康寿命」との差は約10年前後あると言われています。この差は、長く生きられても“元気に過ごせる時間”が十分でないことを示しています。日々の生活の質を高め、心身の負担を減らすためには、普段暮らす住まいの環境がとても大きく影響します。実は、家の断熱性・気密性・空気環境などが健康寿命の延伸に直接つながることが多くの研究で明らかになっています。
温度差がもたらす健康リスクと家の性能
特に冬のヒートショックや温度差は、健康寿命を縮める要因として見過ごせません。家の中で暖かい場所と冷える場所があると体に負担がかかり、知らず知らずのうちに健康リスクが高まります。高性能住宅では、家全体を均一な温度で保ち、心地よさを逃さない環境をつくることができます。暖かさも涼しさも、家の中のどこにいても変わらず感じられる安心感は、日々の生活をより健やかにしてくれます。こうした心地よさが積み重なることで、自分らしく暮らす時間が長く保たれるのです。

空気環境がつくる“暮らしの心地よさ”
空気の質も健康寿命と深く関わっています。高性能住宅は気密性が高く、計画的に換気することで、室内の空気を常に清潔で快適に保つことができます。花粉やホコリ、湿気などのストレスから守られ、呼吸が楽になる心地よさを実感できます。湿度が適切に保たれることでカビやダニの発生も抑えられ、家族全員が安心して深呼吸できる空間が生まれます。住まいの空気環境を整えることは、見えないけれど暮らしを支える大切な心地よさを守ることなのです。
