建築家 中村好文さんとの出会い

2019.09.12

先日、建築士会の青年の集いでもらったチラシで「建築家 中村好文」の公演があるのを知った。

私が中村さんを知ったのは、住宅建築を学び始めた、ほんの数年前。今では、図面集や本を読み漁り、中村さんの設計を学ぼうと試行錯誤するほど、大好きな建築家の一人である。
私のブログには、たびたび建築家の伊礼智先生が登場するが、伊礼智先生とのお酒の席やセミナーなどでも中村さんの話はよく登場する。そのたびに、機会があったら作品を見てみたい、会ってみたいと思っていた。

話は少しさかのぼるが、私が家業にもどり、住宅設計をするなか20代半ばの私は、「かっこいい家!オシャレな家!奇抜でデザイン性のある家」を作ってやると意気込み雑誌を買いあさっていた(笑)しかし、その中になぜか中村先生の本もあった。まだ伊礼先生や建築家と言った方々を意識するずっと前に買った本。昔から、私は中村さんに自然と惹かれていたと現在では実感している。

そして公演当日は、私は会場に公演の1時間30前に到着してしまった。一番前の席で講演を聞きたいかったのもある(笑)
中村さんのお話「住み継ぐ家」
現在の住宅は、建て替えが早く30年位すると壊して一から全く違う物作り直すが当たり前。そういった家には何が足りないか、それは「30年、50年経っても廃れないデザイン」が欠如している。この言葉聞いた時、私が現在住宅設計で一番大事にしているところであった。タカモクさんの売りは何ですか?と聞かれたとき、「何年たっても変わらないデザインを大切にしています。」とより大きな声で言える気がした。性能も大事ですが。
その他にも、「設計のアイディアは、今までの経験(本や旅行など)」や「改修工事は、反射神経が大事」など楽しい時間はあっという間にでした。

最後に2ショットを撮影してもらいました。緊張しましたー。

サインももらっちゃいました(笑)

タカモク高梨